私が鬱から脱け出すまで

始まりは不眠でした。学生時代、アルバイトでのトラブルが原因で不眠症になり、次第に気分が沈んでいき「消えたい」と思うようになりました。精神科で出された薬を飲み始めると、副作用で一気に太りました。

もともと内向的な性格な上に見た目も変わってしまい、コンプレックスの塊のようになりました。薬物治療では改善しないどころかどんどん悪い方へいってしまった気がします。数年でメンタルクリニックを転々としました。この先生は話が通じない、この先生は薬を沢山だしてくれるなど色んな理由からです。沢山薬を飲んでしまったこともあります。当時は回りにどれだけ心配と迷惑をかけていたか気づきませんでした。大学はなんとか卒業でき、私は看護師として働き始めました。最初は何も出来ない上に同期が職場に馴染んでいる姿を見て「私はここにいてはいけない」と思うようになりました。就職して数ヵ月後に職場で倒れ、数週間休職しました。休んでいる間中、「私は何をやってるんだろう。こんなことのために看護師になったんじゃない」とさらに落ち込みました。しかし復帰してから何となく気持ちが軽くなっていくのに気づきました。実は休職する少し前に通院するメンタルクリニックを変えていたのですが、そこで処方された薬はそれまでのものと比べてとてもシンプルなものだったのです。それまでは症状が重くなる度に薬の量や種類が増えていました。それがシンプルな内容になり、症状が軽くなる度に少しずつ量が減っていき、飲む回数が減り、ついには断薬できたのです。もう一つ快方に向かった要因に仕事があったと思います。休職したのにも関わらず周囲がいい意味で特別扱いをしませんでした。そのお陰で復帰しやすかったですし、快方に向かって職場に馴染むことができました。

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